数珠・念珠の おはなし

数珠(じゅず) 念珠(ねんじゅ) どちらが正式名称?

数珠・念珠
まず、数珠(じゅず) 念珠(ねんじゅ) どちらが正式名称?
どちらも正しいです。
地域的に違いがあったりしますが、数珠と言う表しが多いようです。

数珠・念珠の由来
インドのヒンドゥー教は数珠を用います。
数珠の珠(玉)を使ってお祈りした回数を数える習慣がありました。
その習慣が仏教にも受け継がれ、シルクロードを経て仏教伝来とともに
数珠を使うようになったといわれています。

数珠・念珠の意味
念仏を唱えるときに使う法具です。
念仏の回数を数えるに際に用います。
そして人は108の煩悩があるとされています。
数珠・念珠は本式には108珠(玉)を繋げてあり
その珠(玉)には一つ一つに煩悩を祓う仏様を表しているとされています。
身につけることで、魔除け厄除けにもなるとされています

数珠・念珠の種類
本来、数珠・念珠は108珠(玉)です。
各宗派にもそれぞれ正式な数珠・念珠があります。
近年では八宗用とされる略式数珠・念珠があり 珠(玉)の数には決まりはありません。
珠(玉)の素材に決まりはありません。
木製、鉱石、珊瑚、貝など様々です。

購入時のポイント
ご自身の宗派に合った数珠・念珠を探してみてください。
数珠・念珠は長く使えるものです。
素材に決まりはありませんし、修理も房の交換も出来ます。
是非、ご自身でお気に召したものをみつけてお選びください。

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