木魚のおはなし

ポクポク♪ポク♬とリズムよく叩いて、良い響きを奏でる木魚のおはなしをお伝えします。

木魚の由来
木魚は文字のごとく魚を模して作られています。
もともとは魚の形をした木の板です。修行僧に時間を伝える物で魚は眠らない生き物だと信じられていました。
魚に習い、眠気を払おうと魚の形になったとされています。

木魚を叩く意味
お経を唱えるお坊さん、修行僧がお経を唱えている間に眠くならない様にと叩いています。魚は昼夜問わず目を開けています。常に目を開けている魚の様に目を開け修行に励む意味があるそうです。
また、叩くことで煩悩を取り去ると言う説もあるそうです。

木魚を使用する宗派
木魚を使用する宗派としては「天台宗」「真言宗」「浄土宗」「曹洞宗」「臨済宗妙心寺派」があります。円盤の形をした木鉦を使用する「日蓮宗」があります。

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